IQの超高い脳みそが借りられます
「自分がもう一人いたら‥」
忙しい経営者であれば、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
決断は待ってくれない。タスクは次々と降り注ぎ、社員からの相談も絶えません。日々の業務をこなしながら、未来の戦略を考える余裕を持つのは簡単なことではありません。
もし、経営の神様・松下幸之助や、革新の象徴・スティーブ・ジョブズの“脳みそ”を借りられたらどうでしょう?
経営判断を迷ったとき、彼らならどう考えるだろう。新しい事業の優先順位を整理するとき、どんな視点で切り分けるだろう。そんな発想をサポートしてくれるのが、いま注目されている AI「NotebookLM」 です。
NotebookLMは、経営者の“もう一つの脳”
NotebookLMは、ただのAIチャットではありません。
特徴は「情報源を自分で指定できる」ことです。
たとえば、あなたの会社の就業規則や議事録を読み込ませれば、その情報に基づいて答えを返します。
しかし経営者にとっての本当の価値は、そこからもう一歩先にあります。
✔︎ 偉大な経営者のスピーチや著作を読み込ませる
→「ジョブズなら、この製品企画をどう判断するだろう?」
→「松下幸之助なら、人材育成にどんな一手を打つだろう?」
✔︎ 経営書やベストプラクティスをまとめてAIに渡す
→「この課題に対して、ドラッカーと稲盛和夫の考え方を並べて比較して」
✔︎ 自分の会議メモやToDoリストを整理させる
→「優先順位をつけて、スケジュール案を出して」
つまりNotebookLMは、過去の偉人たちの知恵と、自分自身の情報を掛け合わせて、経営判断の質を高める“第二の脳”として働いてくれるのです。
経営者にとってのメリット
NotebookLMを活用するメリットを、経営者の視点から整理してみると‥
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判断スピードが上がる
複数の視点を同時に整理してくれるので、悩んで時間を浪費することが減ります。
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タスクを“見える化”できる
緊急度や重要度で仕分け、スケジュール化してくれるため「何から手をつけるか」が明確になります。
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発想が広がる
偉人の著作や経営理論をベースに答えを出せば、自分一人では出せなかったアイデアを得られます。
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社員とのコミュニケーションが円滑に
規程やルールをNotebookLMに入れておけば、社員の質問にも即答でき、経営者も正しいルールを確認する手間から解放されます。
(誤情報)「ハルシネーション」が怖い?
AIに抵抗がある経営者ほど口にするのが
「間違ったことを言うんじゃないの?」
という不安です。
確かに、世の中のAIにはまだ“ハルシネーション”のリスクがあります。
しかしNotebookLMは、あなたが指定した情報をベースに答えを出す設計。勝手に作り話をするのではなく、あなたが信頼する経営者の言葉や、自社の資料から答えを返してくれるのです。つまり、「情報源をコントロールできるAI」なのです。
ただし、最初の一歩が不安‥という人も
NotebookLMの可能性は大きいですが、ただアカウントを作っただけで経営に役立つとは限りません。
どの資料をどう読み込ませるか、
どんな風に質問すれば正しい答えを導けるか――
ここにはちょっとしたコツが必要です。
実際、
「すごいことはわかるけれど、いざ自分で触ってみようと思うと手が止まってしまう」
そういう人は多いものです。
だからこそ、
「どう始めればいいの?」
「これって本当に役に立つの?」
と感じたら、いつでも気軽に聞いていただければと思います。
まとめ
NotebookLMは、単なるAIツールではなく、
経営者にとっての「もう一つの脳」。
経営のプロの思考を参考にしながら、自分の会社の資料を土台に意思決定をサポートしてくれる存在です。
そして導入を成功させるには、最初の一歩をどう踏み出すかが肝心です。難しく考えず、気になるときに相談できる人がそばにいれば安心です。
もしあなたが
「判断が遅れてチャンスを逃したくない」
「タスクや情報に追われる日々から解放されたい」
「もっと経営に集中したい」
そう考えているなら、NotebookLMは大きな助けになるはずです。
AIを使った業務効率化なら、スパツオーネ社労士Webにご相談ください。
次回ブログは、社内のあらゆるデータをNotebookLMに格納して、課題やタスクを洗い出す。社員の「電子図書館」「質問箱」として利用する、そんな便利過ぎる使い方について、書く予定です。
「社員全員で使うNotebook LM」お楽しみに。
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